2009年4月30日木曜日

並行輸入品と正規品はどう選ぶ?

ご存知ですか?

腕時計に限らずですが、我々の周りある輸入品には
あらゆるジャンルに、いわゆる「正規品」と「並行品」が
ありますよね?

各種業界の人間でなければ、あえて注意して
御覧になるような事は少ないかも知れませんが、
店頭に売られているもの、ネットで売られているもの
すべてにおいて「正規と並行」がしのぎを削っています。

ただ、情報が氾濫しているこの21世紀になっても
まだ正しく意味を把握できていない方が多いのも事実。

「並行輸入品?=ニセモノ?」
だなんて思っていらっしゃいませんか?

結構そういう質問を多く頂きますので
ここで整理しておきましょう。

正規輸入品とは、メーカーから日本にある正規代理店が
輸入し、そこから国内の正規販売店へと流通します。

正規品のルートは基本的に決まった価格で
業者間流通を行いますので、決して値崩れするような
ことはありません。
そしてご購入後も、メーカーが一手にメンテナンスを
行いますし、本物なのか?
という心配も全くありません。

代表例は、大手百貨店などで売られている商品達。
「安心」という商品を販売している代わりに
基本的には、「定価」で販売されています。
安心をお金で買う。それが最大のメリットとして
このような図式が出来上がっているのが正規品と
いうことでしょう。


一方、正規輸入品に対しライバル関係と言ってもいいのが
並行輸入品です。
簡単にまとめますと、海外(日本以外)で流通する
予定の商品を、日本国内の並行輸入商社が輸入し、
国内の量販店やWEBショップなどに卸している
商品を指します。

製造行程は、正規も並行もまったく同じルートですから
同然商品は同じです。
しかし流通ルートが違う事により、正規品に比べ
非常に安く手に入れることができるのです。

ただし、もちろんデメリットもあります。
並行輸入品は故障が起こっても正規販売店では
無償修理してもらえないケースが多いですし、
海外向け商品のため、説明書が英文のみであったり
修理時にパーツが手に入らなかったり色々です。

問題点を挙げれば諸々ありますが、
昨今輸入品に関しては、通関(税関)が非常に厳しく
ニセモノ?という心配はほとんどなくなりました。

更に、メンテナンスまで請け負う並行輸入業者が
多くなりましたので、安心して商品をご購入いただける
ようになってきています。

従って、正規品と同じモノを安く買う事ができる。
という点でのメリットを感じる方が多くなり
並行モノの需要が高まったといえます。

どちらがいい、悪いではなく、この両者が
共存しているからこそ、市場のニーズに応えることが
できるのでしょう。
買い手側が理解を深め、この両者を比較する知恵と
知識さえ持っていれば、考える幅が広がり自分にとって
本当にメリットのあるものを選ぶ事ができるように
なるのではないでしょうか?

あなたは、どっちがいいですか?