2009年5月28日木曜日

悩みに悩んだ最終結論は?

今回は先日ご来店いただいた、とあるお客様の話。

その方はお一人でご来店になり、
フィリップスタルクの時計をご覧になってみえ
試着もされました。

ちょっと変わった時計がお好きなようで、
『これいいですよね~!』
と、我々にも気さくに声をかけてくださる若者
(男性)だったんですね。

今時の若者らしくちょっと中性的で、
持ち物にもちょっとこだわりを持ってるぜ!!
といったオーラも感じられました。

結構長い間フィリップスタルクを食い入るように
チェックして見えたので、それを選ばれるかな~?
と、思いきや…

首を「ブン!ブン!ブン!」と振って、
まるでもう…
『いかんいかん!』
『俺はこれを買いに来たんじゃないんだぁ!!』

心の中で、そう叫んでいるように見えたんです。

そんな雰囲気にすごく親近感を感じ、微笑ましく
感じていると、その若者は手に持っていた
フィリップスタルクを置き、おもむろに
G-SHOCKコーナーへ「ツカ!ツカ!ツカ!」
という足音と共に無言で歩いていき、
そしてこちらを振り返り、あるG-SHOCKを
指差して、力強く…
『やっぱり、これ下さい!!』
と、おっしゃいました。

そうかそうか。
凄く悩んでいたんだなぁ…

よく考えれば、自分にもそんな経験あるなぁ…

買うものを心に決めて出かけたものの、
他のものに目を奪われて心が揺れてしまう…

そんな経験は誰にでもありますよね?

ただその若者は、その心理状況が態度や表情、
そしてその雰囲気で手に取るように解ってしまうんです。

もうとにかく、微笑ましくて彼の頭の中の台詞を
勝手に自分で作って楽しんでいました。

きっとこんな↓↓↓感じ…

『もう、誰が何と言おうと俺はこのG-SHOCKに決めたんだ!!』
『とっとと会計を済ませて帰るぜ!!』
『どうだ! 参ったか!!』

もう背後から炎が上がっているように見えるぐらい
気合が最高潮に達していたんじゃないでしょうか?

その彼の真剣勝負を目の当たりにして、
こっちも気合を入れて松岡修三風にお応えしました!!

「ありがとうございますぅぅぅぅっ!!」
「では、こちらへどうぞぉぉぉぉっ!!」

そしてレジまでご案内し、その他のご説明や
会計を行なっていると、
どうもソワソワして様子がおかしい。
とはいえ、気にしないようにしていると…

『すみません!!』
『やっぱり、このG-SHOCKやめますっ!!』
『あっちのに(フィリップスタルク)にしますっ!!』

もうその時の彼の力強さには感動しましたよ!

あっぱれです!
よくぞ自分の心の葛藤を力ずくでねじ伏せて、
自分に負けずに勝利したね~!!

しかもレジまで来てからの勝利ですから
まさに9回裏、2死満塁の場面で
彼は逃げずに自分と戦い勝利をもぎ取ったんですよ!!

いやぁ~!私、相当感動しました。
抱きしめてあげたかったですよ。


この興奮が覚めやらぬ内にその出来事を
誰かに伝えたくて、鼻息荒く家に帰り
嫁と子供を前にして、かくかくしかじか…
熱弁をふるいまして、
「どや!? 感動しただろっ!!」

と、問いかけましたら…

『ふ~ん…』

ですって。  泣

2009年5月18日月曜日

時計にまつわるちょっとした話

今回はちょっと男性向けの話。

ご存知、明石家さんまさんが昔TVで
話していらっしゃった内容が、妙に説得力があって、
今でもずっと頭に残っているんです。

それを聞いた時は、正直ちょっとドキッと
したんですよね。

男が持つ時計への嗜好は人それぞれだけど、
その人の持つ腕時計を見れば、
その人が女性に対して持っている嗜好が
どういう人なのかが1発でわかる!!
っていう話でした。

時計という物は、男性にとっては
女性の象徴なんだとか。

ということは…

『時計の嗜好 = 女性の嗜好』

ということになりますよね?

だから、一番極端な例は、自分には時計なんか不要で
普段からまったく着けません。
携帯があれば時間は判るし問題なし!!
高いお金を出して時計を買うなんて理解不能!!

という男性は、女性に全然興味なんかありません!!
って事になります。

凄く高くて美しい高級時計が欲しくて欲しくて
たまらないんだけど、妥協して手頃な値段の時計を買い、
すぐに飽きては、また次の手頃な時計を探し、
結局は自分の一番欲しい時計は手に入らない人。

我慢に我慢を重ね、必死にお金を貯めて
一番欲しかった最高の時計を一生物として手に入れ、
その後も手入れを怠ることなく、宝物として
大切に使う人。

安い時計ばかり何本も付け替えて楽しむ人。

高級ブランド時計は、すべて手に入れないと
気が済まない人。

時計コレクターとなって、使うことなく飾るのが
大好きな人。

普通の時計では物足りず、変わった時計が好きな人。


例を挙げたら人の数だけ嗜好が違うでしょうから、
これぐらいにしておきましょう。

ここまでに挙げた中で、「時計」を「女性」に
置き換えて読むだけで、貴方の女性に対する
嗜好がわかっちゃうんです!!

どうです?

おぉ、怖い怖い。

ちなみにボクは、一生かけてベストワンを
永く愛するタイプということにしておきます…

2009年5月12日火曜日

知っておきたい時計豆知識

皆さんの腕に収まり時を刻み続ける腕時計には
ザク!っと大きく分類すると、クォーツ(電池)と
オートマチック(自動巻)に分けられます。

そんなの知ってるぜ!!
って思っていらっしゃる方も多いでしょうけど、
実は時計屋さんで働くスタッフも
最初は知らない人間が多いんですよ。

まずその見分け方ですが、それは秒針の動きにあります。

1秒ごとにカチッ!カチッ!と動くのはクォーツ。

秒針が止まらず滑らかに、ス~っと動くのが
オートマチックの特徴なんですね。

クォーツには通常2~3年寿命の電池が使われているので、
止まってしまったら電池交換が必要です。

しかし、いざ電池が切れるとそれを持って
出かけていって電池交換…

という流れが当然なんでしょうが、実際これがまた
面倒くさいんですよね~。

何かのついでの時に交換してこよう!!
とは思うのですが、なかなか出かける事が
おっくうになっちゃうんですよ。

だから誰の引き出しの中にも、電池交換が面倒で
止まったままになっている時計の1本や2本
あるんではないでしょうか?

ただ、中には10年電池使用のモデルや
ソーラーバッテリーで電池交換知らず!!
なんていう時計も多いですから、無精者には助かります。


機能的には時間の狂いが少ないクォーツの方が
優れていると言ってもいいんでしょうね。
デジタル時計などはその典型ですね。

オートマチックはゼンマイで動くので
クォーツに比べれば原始的なのかも知れませんが、
時計に「味わい」を求める方は、
やっぱりオートマチックが好まれるんでしょうか?

オートマチックは現在も機械式時計と呼ばれていますが、
機械式には手巻きの時計も含まれます。
手巻きはその名の通り、竜頭を使い手でゼンマイを巻き上げるやつ。

巻き巻き作業が、毎日のルーティーンになっていれば
問題ないのかも知れませんが、
明らかに面倒なので本当に好きな人にしか
使いこなせないような気がしてます。

そういえは、実際のところ時計が大好きな方は、
クォーツよりもオートマチックを
選ばれる傾向にあるようですよ。
クォーツよりも少々遅れたり、進んだり、
放っておけばすぐに止まってしまう不便さが
心をくすぐるのかも知れませんね。


最近では便利なウォッチワインダーという、
外しているオートマチックの時計を
動かし続けてくれるマシンも
多く流通していますので要チェックです。


次にカレンダー表示の付いている時計について
触れておきましょう。

クォーツの時計は日付変更の30分前ぐらいから動き始め、
およそ12時前後にはカレンダーが切り替わります。

しかしオートマチックの場合はそうは行きません。
午後11時ぐらいから午前1時ぐらい(多少の誤差あり)の間に、
ジワジワ動きながら切り替わります。

最初はイライラするけど、我慢してくださいね。
あんなに小さな機械の中で、色んな歯車が
組み合わさって動いているんですから、
少々の事は目をつむってあげようではありませんか!!

しかしロレックスのデイトジャストという
時計のように、オートマチックでも
正確に切り替わる時計もあります。

日付変更と同時にバシッ!と切り替わるので、
「デイトジャスト」という名称が付けられたんですから。
それぐらいすごい事だったんですよ、きっと。

このように様々な特徴をそれぞれが生かして、
次々と面白い時計が生み出されました。
21世紀に入り「電波時計」というような、
恐ろしく正確に時を刻む商品も参入し、
クォーツ時計にも新風が吹き始めていますね。

しかし、やはり今も昔も人の好みは様々ですから、
「貴方らしく」好きな時計を選ばれるのが一番いいでしょうね。

知れば知るほど奥の深い腕時計の世界。
ちょっとした宇宙を感じませんか…?

2009年5月8日金曜日

時代について行くのって大変!!

とある飲み屋で飲んでいる時の話。

席についてくれた女性がおりまして、
年齢を聞くと20歳。
自分と余りにも歳が離れていると
逆に緊張してしまう今日この頃なんですが、
たまたま時計の話になり、興味深く彼女の話を
聞く事にしました。

なんでも、多くの様々な年齢層の男性陣と話していると
色んな法則に気付くそうなんです。

その1つがこれ。

「ロレックス」を「ローレックス」と呼ぶのは
おじいさん世代なんですって。

確かに確かに。それは言えている。
自分もそれが気になった事があるなぁ…

じゃあ次。

「カルティエ」を「カルチェ」と呼ぶのは
おじさん世代。
ちなみに40歳以上ねっ!!
っと、さわやかに言われました。

どきっ!!

俺って正直どっちが正しいのか解らなくて、
時々「カルチェ」って言う時あるよな…
しかもズバリ年齢は40歳オーバーだし…
やばっ!これからは絶対に「カルティエ」って
言おうとその時に心に決めたのです。

こういう事ってありません?
今でも店にいて悩む事が多いんですよ。

例えば、D&G。
プロはどう呼ぶのかな?
「ドルガバ?」

いやいやいやいや!!
取引先のA君は、
「ディージー」って言ってたよな…
そっちの方がカッコイイのではないか?
でもお客さんに、スカした店員で鼻に付く…
って思われるかも知れない。

じゃあいっそ素直に、
「ディー アンド ジー?」

てな感じでつまらない事を悩んだりしてるんですよ。

お客さんに言われても気がつかないのは恥ずかしいので
日々勉強ですが…

先日「トミヒルあります?」ってお客さんに言われ、
頭に中では完全「???」。
絶句しておりますと、お客さんが自分で発見し、
「すげ~!たくさんあるじゃん!!」
って向かった先は、トミーヒルフィガーの棚。

おいおい、トミーヒルフィガーって略して
「トミー」じゃねーのかよ!?
知ってました?
時代について行くのは大変っす…

教訓
トミーヒルフィガーの略は「トミヒル」

覚えておきましょうオーバー40の皆さん…

2009年5月3日日曜日

あぁ、切ないゴールデンウィーク…

皆さん待ちに待ったGWがやってきましたね。
休みの多い方では16連休とか?

16連休?
それはそれで困りますせん?
半月休みだなんて…
子供の冬休みより長い…

とは言え、やっぱり陽気のいい今の時期
家族揃ってお出かけしたくなっちゃいますよね。
もちろん恋人同士もね…

だけど、我々物販及びサービス業に従事する者は
世の中とは真逆の生活を送っているわけです。

ご想像の通りGWに限らず、年末年始・お盆なども
当然仕事となります。

長い間こういう生活を送っていると
家族はそれを前提にスケジュールを組んじゃうし
GWが明けてから代休を取っても
普通の日常の中で休むだけなので
イマイチ気分が盛り上がってこないんです。

やっぱり世間に合わせた休みを取れる方々が
ちょっとだけ羨ましいんですよね…

ただ、世の中にはこういった生活を送っている方は
大勢いるんでしょうね。

遊園地で働く方
飲食店で働く方
各種の販売店で働く方
などなど
み~んな同じ悩みを抱えていらっしゃるんでしょう。

我々はお休み中のお客様に喜んでいただけるように
毎日頑張るだけです!!
という教えを社会人研修で受けたのを思い出します。

でもそれは、本音と建前ってヤツでして…

我々の休日は、当然どこへ行っても空いているので、
周りの人からは
「絶対そっちの方がいいよ~!」
とか羨ましがられたりしますが…

しかし本音は、俺達も華やかな街の中で
混んでいる人ごみをかき分けながら
ウィンドウショッピングをしてみたい!!

待ち時間2時間のアトラクションに
乗ってみたい!!

行列のできるアイスクリーム屋さんに並んで
イライラしてみた~い!!

と、思ってるんですよ。

解るかなぁ~
この気持ち…

2009年5月1日金曜日

恐るべし カフェ スプーン

ウチの店のすぐ近くに、コーヒーの美味しい店が
あるんです。

店の名は「カフェ スプーン」

恐らく我々と同世代ではないか?と思われる
素敵なママさんと、これまた品のいい
女性スタッフの2名で切り盛りされています。

失礼ながら小さなお店なんですが、
なにせいつコーヒーを飲みに行っても
必ずお客さんで溢れている…

すぐ近くには、名古屋の誇る
最強の喫茶店コメダがあるにもかかわらずです。

凄い…

流行る店づくりというテーマでいつも
頭を悩ませているので、何かヒントがないかと
時間さえあれば足繁く通う毎日です。

と、そこでふと思ったのが、
結局理由もなく今日もここへ来て
コーヒーを飲んだなぁということ。

あれ?昨日も来たよな?その前も。
たぶん明日も行くでしょう。

気づけばすっかりカフェ スプーンの虜です。

『あ!コーヒーのみたいな=カフェ スプーン』

というリズムが脳にインプットされているのか
体が勝手に向かってしまうのです。

だから、あのお店にいらっしゃるお客様達の
脳内では、みんな同じことが起こっているのでは?
と、思う次第です。

恐るべし、カフェ スプーンの魔力。

では、一体どうすれば世の人々が

『あ!時計欲しいな=時計倉庫TOKIA』

というリズムになるのか?
それが解れば誰も苦労しないのですが、
こればっかりは難題ですね~。

ウチの店でも美味しいコーヒー出せばいい?
とか、すぐに短絡的に考えちゃうのですが、

でもカフェ スプーンの特徴を研究し、
TOKIAを繁盛店にする為にも、
また毎日通い詰めてしまいそうな気がしています。

カフェ スプーン ってすげ~…
http://www.tv-aichi.co.jp/osu/2003/02/post_30.html