2009年5月12日火曜日

知っておきたい時計豆知識

皆さんの腕に収まり時を刻み続ける腕時計には
ザク!っと大きく分類すると、クォーツ(電池)と
オートマチック(自動巻)に分けられます。

そんなの知ってるぜ!!
って思っていらっしゃる方も多いでしょうけど、
実は時計屋さんで働くスタッフも
最初は知らない人間が多いんですよ。

まずその見分け方ですが、それは秒針の動きにあります。

1秒ごとにカチッ!カチッ!と動くのはクォーツ。

秒針が止まらず滑らかに、ス~っと動くのが
オートマチックの特徴なんですね。

クォーツには通常2~3年寿命の電池が使われているので、
止まってしまったら電池交換が必要です。

しかし、いざ電池が切れるとそれを持って
出かけていって電池交換…

という流れが当然なんでしょうが、実際これがまた
面倒くさいんですよね~。

何かのついでの時に交換してこよう!!
とは思うのですが、なかなか出かける事が
おっくうになっちゃうんですよ。

だから誰の引き出しの中にも、電池交換が面倒で
止まったままになっている時計の1本や2本
あるんではないでしょうか?

ただ、中には10年電池使用のモデルや
ソーラーバッテリーで電池交換知らず!!
なんていう時計も多いですから、無精者には助かります。


機能的には時間の狂いが少ないクォーツの方が
優れていると言ってもいいんでしょうね。
デジタル時計などはその典型ですね。

オートマチックはゼンマイで動くので
クォーツに比べれば原始的なのかも知れませんが、
時計に「味わい」を求める方は、
やっぱりオートマチックが好まれるんでしょうか?

オートマチックは現在も機械式時計と呼ばれていますが、
機械式には手巻きの時計も含まれます。
手巻きはその名の通り、竜頭を使い手でゼンマイを巻き上げるやつ。

巻き巻き作業が、毎日のルーティーンになっていれば
問題ないのかも知れませんが、
明らかに面倒なので本当に好きな人にしか
使いこなせないような気がしてます。

そういえは、実際のところ時計が大好きな方は、
クォーツよりもオートマチックを
選ばれる傾向にあるようですよ。
クォーツよりも少々遅れたり、進んだり、
放っておけばすぐに止まってしまう不便さが
心をくすぐるのかも知れませんね。


最近では便利なウォッチワインダーという、
外しているオートマチックの時計を
動かし続けてくれるマシンも
多く流通していますので要チェックです。


次にカレンダー表示の付いている時計について
触れておきましょう。

クォーツの時計は日付変更の30分前ぐらいから動き始め、
およそ12時前後にはカレンダーが切り替わります。

しかしオートマチックの場合はそうは行きません。
午後11時ぐらいから午前1時ぐらい(多少の誤差あり)の間に、
ジワジワ動きながら切り替わります。

最初はイライラするけど、我慢してくださいね。
あんなに小さな機械の中で、色んな歯車が
組み合わさって動いているんですから、
少々の事は目をつむってあげようではありませんか!!

しかしロレックスのデイトジャストという
時計のように、オートマチックでも
正確に切り替わる時計もあります。

日付変更と同時にバシッ!と切り替わるので、
「デイトジャスト」という名称が付けられたんですから。
それぐらいすごい事だったんですよ、きっと。

このように様々な特徴をそれぞれが生かして、
次々と面白い時計が生み出されました。
21世紀に入り「電波時計」というような、
恐ろしく正確に時を刻む商品も参入し、
クォーツ時計にも新風が吹き始めていますね。

しかし、やはり今も昔も人の好みは様々ですから、
「貴方らしく」好きな時計を選ばれるのが一番いいでしょうね。

知れば知るほど奥の深い腕時計の世界。
ちょっとした宇宙を感じませんか…?